「14」感想
すごく今さら感あるけど、やっとCDを受け取ったので。
(今年は備忘録的にちゃんと観たもの、聴いたものの感想を!残したい!!)
(多分3日坊主。いつもそう。だけどやらない坊主よりやる坊主のほうが良いってくさなぎくんが言ってた。)
※音楽的な知識はありません
※メンバーの敬称時々略。勢い。
※もっぱら車の中で聴くので歌詞が聞き取れてないことが多いです。後々歌詞カード見て「こう言ってたのかよ!」ってなるのがほとんど。今回もそう。
※感覚的な感想ばかりです。すみません。でもいいんです、自分のための記録だから。
14 / cali≠gari
1.カメラ オブ スキュラ
すごく好き。イントロで来るぞ~来るぞ~~~ってテンション上がる感じ。
何回リピートしても好き。
「カメラ オブ スキュラ」ではなく「カメラ オブ スキュ~ラ」
石井の「カメラ オブ スキュ~ラ」ライブで早く聴きたい。同じくらい青さんがコーラスしてる「カメラ オブ スキュ~ラ」も楽しみ。途中の手拍子は客側でしていいのかな。
青さんがTwitterで「楠本まきさんへ」って言ってたのを先に見てたからこの曲は「KISS xxxx」のイメージ。頭の中で勝手にかめのちゃんとカノンとかにちゃんが出てくる。違和感しかないのに可愛いみたいな。歌詞に「暗い小部屋」って出てくる(のは聴き取れた)けど、かめのちゃんとカノンが出会ったのって確かライブハウスなんだよな。暗い小部屋。ライブハウスは小部屋じゃねーか。
もっと言えば「カメラ オブ スキュラ」って「KISSxxxx」収録でないんだよね。うっかり。でももうKISSxxxxのイメージしかないからいいや。KISSxxxxも名作だけど乾びた胎児も良いですよ、オススメ。
改めて歌詞見てみたら文字の量にびっくりした。文字は多いのに、字面が美しい。なんなんだろう、この文字なのでしかないはずなのに美しいの。鋭角な美しさ、音は丸い感じなのに。
てゆか「接吻、愛、立証、背理、ショータイム、オーライ?」って歌ってたのね…英語かとおもったら漢字だったわ…個人的カリガリあるある
2.マシンガンララバイ
短いな!
びっくりするほど短くて(多分)青さんの「ララバイ」ってコーラスがものすごく印象に残るので人に紹介するとしたら「青さんのララバイが聴き所です」って言う。
石井の歌詞は読めば読むほどよくわからないので(わかろうともしていないけど)そっとしておく。
3.天国で待ってる
えーーーーー好きです。好き。
石井さんの「アーゥッ!」を聴くのが楽しみでしかない。
ライブでも言うよね?言わないの??「グーンナイッ」も楽しみ。
カリガリの明るくて不穏な曲大好き。星野源もそうだけど、明るいのにどっか不穏だったり暗さがある曲が好きなんだな。
村井さんのベースがめちゃめちゃにメロディアス(イヤホンで聴いてやっと気づいた)
青さんの「天国で」が本当に14回で震えた。こわい、このバンド(むしろ青さんが)こわい。
4.拝啓=BGM
好き。どことなく90年代のオーディオ機器CMソングみたいな雰囲気が、昭和と平成の混じった感じ好き。
でもサビまで来るといつのまにか頭の中で石井じゃなくHYDEが「カ~レスオブビーナス」って歌いだすの謎。
「扇動BGM」が「Send of BGM」に聴こえてたのは内緒。全然違う歌詞で聴きとってしまって修正できない個人的カリガリあるある
5.飛燕騒曲
うん そうしよう
ダダダダ
ヘイ!ヘイ!
誰か曲名の読み方
6.動くな!死ね!甦れ!
題名から勝手に「-187-」みたいな想像していたら全然違ったでござる
ゆらゆらする感じで、歌詞カード見ないと本当に歌詞がわからない
うそ「寝転んで~」は聴き取れてた。
あとね、カリガリの曲で途中青さんのソロボーカルが入る曲好きなんですよ。
なんとなく聴いてたのに、その時々の(自分の)メンタル加減で途中で入る青さんのボーカルが優しく刺さることがありませんか?ないか?ないか。私はあるけど。
7.月白
水中感。例に漏れずところどころしか歌詞がわからないんですが浮遊感と石井さんの声がすごく好きなんですけど、これライブでやりますか?
できたらステージ上暗め、後ろから青白い照明で照らしつつ演奏してくれませんか、歌ってくれませんか。
眠る直前まで聴いていたいけど、聴き始めたら緊張してうっかり寝損ねる、そんなイメージの曲。
石井の声スキーとしては死ぬほど好き。
8.火葬遊戯
聞いてた通りほんと最初ほとんどマネキン
「バラバラに~」の歌い方と「火!葬!遊!戯!」のコーラスくっそ好き~~~~~~!!!!!!!!
ブーフーウーってキャラクターいたよね?NHK(たぶんそれはブーバーガー)?
ロウな曲でぼんやりしてるところで叩きつけられるイントロがたまらないのですけども
9.いつか花は咲くだろう
「野垂れ死ぬなら花の頃」
車の中で1曲目から流して聴いてるんだけど毎度この歌詞が浮かび上がってくるみたいに耳に入ってくるの本当に不思議で。初めて聴いたときからそう。
青さんの歌詞って不思議。爽やかそうにしていて、いつもどこかうっすら死のにおいがしてる感じがする。だけどそれが逆にポジティブさを感じさせて「いつかみんな死ぬよ、だけどね」って言われてるような気がする、のは多分個人的な考えなんだろうけど。
その綺麗なだけじゃない、ただポジティブだけじゃない歌詞とかメロディ、普段はなんでもなく聴いてるけど聴き手のメンタルとか状況によって聴こえ方とか感じ方が変わる。そんなところが好きなんですよねぇぇぇ。
ポジティブだけの歌ってヘトヘトに疲れてるときに聴くと致命傷になりかねないじゃないですか。
カリガリの曲は時々すごく優しい。そう私は思っているし、この曲は個人的にそんな曲たちのひとつだなぁと思ってます。
「青の果てに」この表現も好きーーーー!!!!
このどうしようもない青春感も好きな理由でした。もう戻れないけど、確かにそこにあった、今もこびりついて離れない青春感っていうんでしょうか。
この曲いいなぁこれ聴くためにライブ行きたい。
ちなみに真っ青な空に咲いた満開の花はヒマワリが頭に浮かびました。
でもヒマワリの花びらは風に流れないよねっていう。
私の青春の花はどこまで行ってもヒマワリなんだな。
11.死は眠りを散歩する
この曲、ライブの1曲目でも絶対はまるよね、絶対かっこいいよね。
1~10曲目まで聴いてこの曲が最後にくると「ね、いままでのことすべて夢でしたよ」って言われてるような気分になる。
ダウナーな曲で歌詞だけど怖さとかはあまり感じないのが謎。伴奏の音が重そうだけどよく動くから?軽やかに感じるのかな。
題名からの印象だと思うのだけど嶽本野ばらの短編「Sleeping Pill」を思い出しましたので近々読み返したいと思います。眠りは死の模倣だみたいな話だったような。
これライブの最後じゃなくて最初に聴きたいな~~~~
石井が最初にこれ歌うのかっこいいと思うんだ
【まとめ】
思いのままに書いたら長くなって驚愕している。変な熱量。
「14」の感想まとめですが、総合的にすごく好き。アルバムとしてのまとまりが良くて普段はあまり曲順変えて聴きたくない感じ。全部聴いても30分ちょっとのボリュームも個人的にはちょうどいい。なぜなら通勤中に聴き終わるから収まりがいい。個人的が過ぎる感想。
前作だとパーカッションやサックスが入ってすごく華やかでそれもすごく良かったけど通しで聴くのにちょっとパワーが必要だった。
今回はギター、ベース、ドラム、打ち込みの「カリガリ基本形」な感じがちょっと疲れたときにカリガリ聴く傾向にありますよーの身には本当にしっくり、ちょうどよかった。
思えば
高校くらいからちょいちょいカリガリ聴いてはいたけど
「11」はリアルタイムで買ったけどライブには確か行かなかった
「12」は知らないうちに発売してた(久しぶりに公式見たら武井さんが脱退しててたいそう驚いた)
「13」はライブの前日に買ってしかもDLだから歌詞もろくすっぽ読んだ事がなかった。けれど久しぶり(真梅雨の野外か東京地下室ぶり)に行ったライブがすごく楽しくて野音に行って年末の恵比寿にはついに一人でも行って。
ちゃんと、ちゃんとって何だよって感じだけどちゃんと「普段からカリガリ聴いてますよ」って状況で聴いたアルバムは「14」が初めてだったのでは…改めて書くと今さら感がすごいけど。
いやー、来月のライブ楽しみだなぁ。
文字に起こすとライブの何が楽しみなのかわかってよいですね。
でも多分当日は全部忘れてるね。
とりあえずライブの前日にメンバー全員とお悩み相談ができるインストが待っているので、まずはそれを無事に終えるところからだなぁぁぁ
今から緊張しかねぇのだけど…。