神様は意地悪だ
タイトルのままである
神様を信じてますかって言われれば、さほど意識はしてませんと答えるけど
こんな時だけは神様を恨みたくなるくらいには信じてる。
家族ではないけど、皆の大切なひとが五月晴れの空に旅立って行った。
爽やかな風が吹いていた。
見送るために整列してたら蝶が一匹ふわふわ飛んできて、ほんとにこんな事あるんだなって半泣きで見てた。
右腕だった先生に明け方看取られて、快晴で大安の日に旅立って行くなんて話が出来すぎててほんと笑えないけど無理しても笑うしかなかった。
そうしないと気がゆるんで泣いてしまうから。
神様は本当に意地悪だ
連れていくにはあまりに早すぎる。
もう会えないことが、話が出来ないことが信じられない。
最後になるなら会いに行けばよかった。
寂しいね。
寂しいけど時間は何も待ってくれない。
誰かが生きたかった今日を生きるってこれか。
あなたが大事に守って育ててきた場所で、私に与えられた役割を全うすることが今の最善だと、そう思いながら。
そう思いながら明日も生きるよ。
おやすみなさい。