拝啓、ベッドの脇から
ちょっと病院に居ます。
私はいたって元気なのだけど、家族が入院しまして。
前から決まっていた(あんまり難しくない)手術のためなんですが、やっぱり家族が元気ないのって嫌ですね。
なんとなく家族って死なない気がしてるけど
自分も含め少しずつ歳とってきてるんだね、っていう思いをひしひしと感じている at ベッドの脇
酸素のぶくぶく音
エアマットの空気が出入りする音
ぼんやり寝てる家族
本当の静けさってこういう事をいうのかもしらんね。
なんとなく20年後を想像して一瞬途方に暮れるけど、チケットの当落メールで飛行機の予約を想像している自分は正直であるなぁ。
自分の人生と、家族の人生は違うもんね。
家族の人生は私のものではないし
逆もそう。
実家暮らしなもので、あまり考えなかったけど
ほんの少し離れるだけでも思うところがある。
実家から出てる子達が大人なのもわかるわ。
私も年齢だけみたらいい大人のはずなんだけど。
まだまだ子供だね。
大人になりきれてない子供は秋に東名阪に居ます。
穏やかな秋が訪れますように。